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インプラント治療の流れについての説明
みなさま、こんにちは。
世田谷区にある祖師ヶ谷大蔵駅前歯科・矯正歯科、歯科医師の岩本です。
歯周病や虫歯、歯が割れたなどの理由で抜歯した後、歯を入れる方法はいくつかあります。
今回は隣の歯を削る必要がないインプラント治療について、その流れについてご説明します。目次
インプラント治療とは
歯を失った部分にインプラント体と呼ばれるボルト状のものを骨に埋め込みます。その上部に歯の形状の被せ物をはめることで失った歯の形態を回復させる治療です。
ブリッジや入れ歯とは異なり、失った歯の両隣の歯を全く傷つけないことが最大のメリットと言えます。外科処置になるためいくつかの行程が必要となります。インプラント治療の流れ
①術前診断
インプラントを希望された場合、まず適応かどうか判断するためにCT(当院では11000円)を撮ります。
その後適応でかつインプラント治療を希望されたら精密検査(22000円)を行い手術計画を立てます。②一次手術
インプラント体と呼ばれるボルトの部分を骨に埋入します。まず歯茎を開き、骨を挫滅させないように調整しながら埋めて、最後は縫合になります。
この手術の際は麻酔専門医による静脈鎮静法で少し眠たいくらいの状態で行いますので、手術が怖い方も心理的不安を低減して進めていきます。
手術時間は2~3時間程度となります。この際鎮静を行うためお仕事などはお休みしていただき、その日は安静に過ごしていただきます。③定着期間(3~6ヶ月)
インプラント体が骨に定着する期間を待ちます。ここで焦って歯を入れて加重をかけるとインプラント体の脱離の原因にもなるため重要な期間です。
患者様の状態によって定着期間は異なりますが、上顎6ヶ月、下顎3ヶ月が目安といわれています。④二次手術と型取り
インプラント上部の歯茎に小さな穴を開け、ヒーリングアバットメントを付けます。これは歯茎を安定させて今後歯を入れていく準備の行程となります。
手術時間は1時間ほどで通常歯科治療と同じ浸潤麻酔で行うためこの日は特に活動制限等はありません。また今後歯を入れていくための精密な型取りも一緒に行います。⑤アバットメント、仮歯の装着
アバットメントはインプラント体と歯をつなぐ中間パーツです。その上に仮歯を装着します。
この際最終的な歯のための型取りも行います。⑥最終補綴の装着
仮歯を外し、ジルコニアセラミックなどの審美生の高い最終的な歯を装着します。
以上のような行程を経てインプラント治療完了になります。
インプラント手術は保険適応外治療になり、1本約50万円前後〜になります。最後に
いかがでしたでしょうか。
他の歯へのダメージなく、失った歯を取り戻し、咬めるようにしたい方には最適な治療方法です。
上記説明だけではイメージしにくい部分もあるかと思いますので、まずはお気軽にご相談ください。祖師ヶ谷大蔵駅前歯科・矯正歯科 岩本
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