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歯周病について
こんにちは。
世田谷区にある祖師ヶ谷大蔵駅前歯科・矯正歯科、歯科医師の森山です。歯周病について
みなさん歯周病とはなんなのか、何が原因になるのか知っています
か。 検査について
歯周病の診断をする時いろんな検査をしています。色や形、出血、
歯周ポケットの深さなどを見ています。
歯周ポケットとは歯と歯茎の間が汚れ(プラーク)により炎症を起こして歯茎が腫れて深くなった溝のことを言います。 それを測っているのが歯周病の検査になります。2mm以下の溝な ら正常ですが、それ以上深くなると汚れが溜まりやすくなってしま います。汚れが溜まると、 ポケットの中で歯周病菌が繁殖しやすくなり、歯を支える骨を溶か していきます。骨が溶けるとよりポケットが深くなり、最後には支 える骨がなくなり歯が抜けてしまいます。 原因について
歯周病の原因にはどのようなものがあるのか。
まずはプラーク(歯垢)という細菌の集まりが歯周ポケット内にたまると歯周病が起こります。歯茎から出血するのは、細菌により炎 症が起きているからです。歯垢はそのままにしておくと約2週間く らいたつと歯石になります。歯石になってしまうと歯磨きでは落ち ないため歯医者さんで取らなくてはいけなくなります。 歯垢や歯石を溜めたままにしておくと、どんどん歯周ポケットが深 くなりさらに汚れが溜まりやすくなり、歯周病が進行してしまいま す。
他にも口呼吸をしていたり、歯並びが悪かったり、適合が悪い詰め物や被せ物も原因となります。
また歯ぎしりや食いしばりによっても歯周病が急激に進行することがあります。
喫煙やストレスなどの生活習慣や全身疾患である糖尿病などの病気によっても進行しやすくなります。 歯周病とは
30代で3人に2人が歯周病になっていると言われています。年代
が上がるごとに、症状が進行している割合が増えていきます。
虫歯と違い見た目ではなかなか気づかず、痛みもほぼないので初期の段階で気づくことは難しいです。
そのためまずは歯医者さんに行って歯周病になっているのか確認してください。いまご自身の口の中がどのような状態なのが、磨き残 しやすいところ、歯石がついているところ、歯周ポケットが深いと ころがどこなのかお伝えさせていただきます。
歯がなくなる原因の第一位が歯周病です。歯周病によって歯を支える骨がなくなって歯が抜けてしまうのです。 基本的に歯周病は治らない病気です。
ただ治療をすれば歯茎の炎症はなくなり、骨がなくなったりすることを防ぐことができます。
ぜひ定期的に歯医者さんに通ってお口の中のお掃除をして歯周病が進行しないように一緒に頑張っていきましょう。 祖師ヶ谷大蔵駅前歯科・矯正歯科 森山
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