• 舌の正しい位置

     

    皆さんは舌に正しい位置があるのを知っていますか?

    〈舌の正しい位置〉

    舌は上顎の前歯の裏の歯ぐきのあたりにくっついているのが正しい位置です。
    それをスポットポジションと言います。
    歯並びが悪い方は、舌が下に下がって正しく使えていないことが多いです。
    今、舌はどの位置にありますか?
    舌が下がって、舌先が前歯に付いていませんか?
    舌が本来あるべき位置より下がっている状態の人は、低位舌(ていいぜつ)といって、舌の位置が正常の人より、
    ・口呼吸
    ・発音、滑舌が悪い
    ・食事中にくちゃくちゃ音がなる
    ・いびきをかく
    ・風邪をひきやすい
    など、見た目や健康上の問題も引き起こす事があります。舌の筋力が衰えて正しい位置に舌がないと、顔のゆがみやたるみ・二重あごの原因になったり、口呼吸になりやすく乾燥による口臭や歯周病・虫歯の原因になったりします。さらに歯並びにも大きく関わり、噛み合わせが悪くなったり、反対咬合(受け口)になったりする場合もあります。

    祖師ヶ谷大蔵駅前歯科クリニック かみ合わせ 舌癖 スポットポジション

    〈予防方法〉

    【舌の位置を意識する】
    気が付いたら舌を正しい位置に置くことを意識しましょう。無意識に舌が正しい位置から外れることが多いですので、デスク周りやテレビのそばなど、目に付くところに「舌の位置」と書いたメモを置いておくなど工夫すると良いでしょう。食べ物を飲み込むときにも意識してみてくださいね。

    【舌回し】
    口を閉じたまま、歯の表面と頬の内側の間を舌先でゆっくりなぞる様に大きく1周回しましょう。
    右回り、左回り20回ずつを1日3回行いましょう。はじめはとても疲れると思いますので、無理せず10回ずつなどできる回数からはじめましょう。

    【あいうべ体操】
    「あ~」「い~」「う~」「べ~」と口を動かすだけの簡単な体操です。声は出しても出さなくてもかまいません。大きく口を動かし、ゆっくりと行うのがポイントです。
    「あ~」「い~」「う~」「べ~」と、それぞれ1秒ずつキープして行い、これを10回繰り返します。10回を1セットとし、1日に3セット行うことが理想的です。行うタイミングは入浴中や就寝前がおすすめです。

    【ポッピング】
    舌全体を上のあごに吸い付け、3秒ほどキープする。この時、舌先だけ吸い付けずに、舌全体を吸い付けるようにして下さい。
    そして3秒キープした後に、舌を下に下ろしポンッと鳴らします。
    わかりにくい場合は、YouTubeなどで「ポッピングトレーニング」と検索すると出てきます。20回を1セットとし、1日に3セット行うことが理想的です。

    歯医者 祖師谷 矯正 歯並び ポッピングトレーニング


    宮本彩花

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