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フロアフロスについて
皆さん、こんにちは。
世田谷区祖師谷の歯医者、祖師ヶ谷大蔵駅前歯科・矯正歯科の歯科衛生士の江利川です。
フロアフロスとは
歯と歯の間を清掃するためのデンタルフロスの1つです。
歯周病予防のために開発されたフロスで、一般的に、歯間ブラシや通常のデンタルフロスと並ぶ口腔ケア用品のひとつとして位置づけられ、特に歯間部のプラーク除去に優れた効果を発揮します。
フロアフロスはその独自の形状や素材により、より多くのプラークを取り除くことができます。
特徴
フロアフロスの最大の特徴は、非常に柔軟で水に反応してふくらみます。
そのためお口の中の唾液と反応して膨らんでくれるので歯茎を傷つけにくい構造になっています。
膨らむことにより効率的に汚れを取り除くことができます。
また、384本の繊維で作られているので歯や歯肉に優しく、初めてフロスを使用する方や歯肉が敏感な方にも適しています。
使用方法
フロアフロスを使用する際は、まず30~40センチ程度、指先から肘くらいの長さを目安に切り取り、中指に巻き付けてしっかり固定します。
その後、歯と歯の間にフロスを左右に動かしながら入れて上下、左右に動かしながら汚れを取り除きます。
この際、歯肉を傷つけないよう注意し、歯茎の1-2mm程度入れてあげて優しく操作することが大切です。
また、1回の清掃で同じ部分を何度か使用するとさらに汚れが取れて効果的です。
フロスの効果
歯と歯の間は歯ブラシだけでは届きにくい場所であり、歯垢や食べかすが溜まりやすい部分です。
これらの汚れを放置すると、間からの虫歯や歯周病の原因となることがあります。
フロスを定期的に使用することで、これらのリスクを軽減し、口腔内を清潔に保つことができます。
注意点とフロスの選び方
フロスを選ぶ際は、ワックスの有無や糸の厚さなど、自分の歯の状態に合わせて選ぶことが重要です。
歯間が狭い場合は細めのもの、歯間が広い場合は少し太めのものを選ぶと良いです。
また詰め物などが多く入っている場合はワックスがついている方が糸がまとまっているため歯と歯の間に入れやすいです。
その逆にワックスつきのものだと糸がまとめられているので、ワックスなしのものに比較すると、少し清掃効果は落ちてしまいやすいので注意が必要です。
まとめ
フロスの使用は、初めての方にとっては少し手間で難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、慣れると簡単に取り入れられる習慣となります。
口腔ケア方法の一つであり、虫歯や歯周病の予防に大きな効果をもたらします。
日々の歯磨きにプラスして、フロスを活用することで、より健康的な歯と歯ぐきを保つことができます。
ご自身に合ったタイプや、使い方でわからない事があれば、お気軽にご相談くださいね!
祖師ヶ谷大蔵駅前歯科・矯正歯科 歯科衛生士 江利川
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