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小児の予防 “シーラント”
みなさんこんにちは。
祖師谷大蔵駅前歯科・矯正歯科 歯科衛生士の山本です。
冬が近づいてきましたね!
あと2ヶ月で今年が終わります。
今年やり残したことはありませんか?歯医者さんの定期検診は行きましたか?
定期的に歯科検診を受けると歯の寿命は伸びるので、自分のためを思って3ヶ月に一回は検診に行きましょうね☺
さぁ!今回は内容は小児歯科の予防によく使われる“シーラント”についてお話しします!🦷
🦷シーラントとはなんぞや?
シーラントは歯の表面に樹脂を塗って虫歯を予防するためのものです。
🦷シーラントの対象歯と開始年齢
乳歯奥歯の溝や、永久歯奥歯の溝に樹脂を入れます。
乳歯が生え揃った3歳くらいから治療ができます。
永久歯の場合は6歳ぐらい、大人の奥歯が生えくるタイミングで、シーラントをすると効果的です。
メリット
生えてきたばかりの歯の溝や、くぼみは虫歯になりやすいため、シーラントをすることでこれらの溝を密封し、食べ物の残りかすや細菌が入り込むのを防ぎます。
その他にもシーラントの材料にフッ素が入ってるものもあるため、歯の面の強化もしてくれます!
また治療では麻酔をしたり削ったりしないため、簡単に処置できます。
なので子供の生えてきたばかりの奥歯に効果的だと言われてます。
デメリット
シーラントをつけても硬いものを好んで食べてたり、くいしばり、歯ぎしりなどを日頃からしてる方は取れやすいです。
そのためシーラント後は定期的にチェックが必要です!
🦷シーラントの流れ
では実際どのようにシーラントを行うのか手順を簡単に説明します!
①歯の溝についている汚れを、機械的にブラシなどを使って除去していきます。
②薬液を使って歯の表面の消毒をしてその後水洗します。
③シーラント剤を溝に入れます。
④シーラント剤を光をあてて固めます。
⑤しっかりシーラント剤がついてるか確認をし、噛み合わせなどの調整もして終了です。
以上がシーラント治療の手順となります!
簡単に説明しましたが、工程は少ないので小さなお子様でも簡単にできるので、是非興味ある方はお声掛けください。
最後まで読んでいただいた方!
「シーラントしたから虫歯はできない!ラッキー!」と思いましたよね!
確かに虫歯の予防効果は高いですが、虫歯になる場所は奥歯の溝だけではありません。
歯と歯の間や、歯と歯茎の境目も虫歯になりやすい部位に含まれていますが、そこにはシーラントができません。
それらの部位は正しいブラッシングと糸ようじ(フロス)、歯間ブラシ、タフトブラシなどの補助的な清掃用具で汚れを除去して予防できます。
もし “歯ブラシしか使ってないな〜” と思ったら、当院のスタッフまたは、担当の衛生士さんに使い方を聞いて欲しいです☺
また患者様、お子様にあった清掃用具も提案できるので悩んでたら気軽にお声がけください。
親子で一緒に歯も心も健康になりましょう!♡
祖師谷大蔵駅前歯科・矯正歯科 歯科衛生士 山本
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